Q. なぜ身体に触れないのですか?
A. 理由は2つあります。

ひとつは、痛みや症状のある場所を直接触ることで、かえって症状が悪化するリスクがあるからです。人間の脳は、意識を向けたものの解像度を上げようとする性質があります。痛みのある部位を触り、そこに意識を集中させるほど、脳はその痛みをより鮮明に感じ取ろうとします。

もうひとつは、痛みや症状が出ている場所に、原因はないと考えているからです。たとえば腰痛の場合、腰そのものではなく、首のこわばりや身体全体のバランスの乱れが原因であることが少なくありません。原因のある場所から整えていくMe+のアプローチでは、症状のある部位を直接触る必要がないのです。


Q. オンラインでも効果はありますか?

A. はい、対面と同じ効果があります。

Me+のセラピーは身体に触れないため、対面でもオンラインでもアプローチの内容はまったく同じです。クライアントさんにしていただくことは、ただ静かに「今の自分」を感じながら、今いる場所に身をゆだねることだけです。

自宅やご自身がリラックスできる場所で受けられるオンラインセッションは、むしろ緊張がほぐれやすいという声もいただいています。


Q. セラピー中、私は何をすればいいですか?

A. 何もしなくて大丈夫です。

「何かしなきゃ」と思わなくていいのです。ただそこにいて、今の自分の身体を静かに感じていてください。変化を求めようとしなくても、自然と呼吸が深くなり、身体にこもっていた力がふわっとゆるんでくる——そんな体験をされる方がほとんどです。


Q. どのくらい継続すれば、根本的な改善が見込めますか?

A. 同じ症状でも、一人ひとり異なります。ただ、目安となる3つのポイントをお伝えします。

①不調を抱えていた期間

1回のセラピーでも、身体の変化を感じていただけます。ただ、不調を抱えていた期間が長いほど、身体はその状態を「当たり前」として覚えています。長期的な慢性症状ほど、回復までの期間は長くなります。逆に、ぎっくり腰や寝違えのような急性的な症状は、比較的早く回復する傾向があります。

②日常生活での身体の使い方

重いものを運ぶ仕事か、デスクワーク中心か、立ち仕事か、家事が中心か——生活習慣によって、疲労が蓄積しやすい部位や強度は変わります。日常の身体の使い方や、考え方のクセも、回復の速さに影響します。

③「本気でなんとかしたい」という気持ち

シンプルですが、これがもっとも大きなポイントです。本気で変わりたいと思っている方は、日常の行動が変わります。気持ちの違いは、改善までの期間に直結します。

なお、筋肉や血液の生まれ替わりのサイクルは90〜120日と言われています。3か月・半年を目安に、身体の土台をつくっていくイメージで取り組んでいただくと、崩れにくく回復しやすい状態が日常に定着していきます。


Q. セラピー後に気をつけることはありますか?

A. セラピー後、身体がずっしりと重たく感じることがあります。

これは不調ではありません。回復力のスイッチが入り、それまで気づかずにいた身体の重さをようやく「感じられるようになった」サインです。むしろ、身体がほんとうにゆるんできた証拠です。

一方で、心は軽くなることが多く、「どこかに出かけたい」「何かしてみたい」と活動的な気持ちになることもあります。

その気持ちはとても自然なことですが、セラピー後はまず身体をゆっくり休めることをおすすめします。せっかく整い始めた身体の状態を、日常に定着させるための大切な時間です。