③『しなきゃ』が『したい』に変わった瞬間、身体は変わりはじめる

ところで、運動してますか?
今日はテイストを変えて、私がクライアントさんによくするお話をします。それは、シンプルに身体を動かしてみるといいという話です。
「仕事でけっこう動いてるんですよ!」「立ち仕事だから歩き回ってるし、たまに走ってます!」
そう言いたくなる気持ち、すごく分かります。正直、私も以前はそう返していました。
ただ、ここで私が言っている"動かす"は、仕事の動きとは180度違います。キーワードは、"心地よさ"です。
整うために必要なのは、「回復モードのスイッチ」
疲れが抜けない。眠りが浅い。呼吸が浅い。胃腸の調子が悪い。肩首がガチガチ。それなのに、病院で検査しても異常はない。
こういう状態は、忙しい現代人あるあるです。
多くの場合、ここで起きているのは「身体がずっと頑張るモードのまま」という状態です。
頑張るモードが長すぎると、身体はそれが標準状態になります。
そうすると、疲れやすく、回復もしづらくなってしまうんです。
だから必要なのは努力じゃなくて、回復モードに切り替えることです。
「仕事で動いている=運動」ではない
仕事中の動きって、どうしても「やらなきゃ」「急がなきゃ」「迷惑をかけちゃいけない」が混ざりやすいですよね。
そんなとき身体は、緊張したまま動いている状態だから、疲れる運動をしていることになります。
身体に良い運動というのは、こういう条件が揃った運動です。
- 心地いい
- 自分のペースでできる
- 息が上がらない
- 心も軽やかになる
だからこそ、仕事とは別で自分のために動く時間を作ってあげると、身体はリラックスモードに戻りやすくなります。
手始めに、「散歩」はいかがですか?
私のおすすめは、5分でも10分でもいいので散歩をすることです。
速さも距離もいりません。頑張らなくていいんです。むしろ、頑張らないことがポイントです。
散歩は、身体にとって「ゆるんでいいよ」という合図になりやすいです。
頑張りすぎて疲れる運動は、整えるつもりが逆効果になることもあります。大切なのは心地良さです。
散歩を心地よい時間に変えるコツは、「楽しい」を混ぜること
散歩中はただ歩くだけではなく、ぜひ空の色、光の感じ、風の音、足音、コーヒーの匂い、土や草や雨の匂い…目に入るもの、聞こえる音、においを、ほんの少しでいいので楽しんでみてください。
当たり前ですが、毎日様子は違います。こういう小さな発見を「いいな」と感じるだけで、身体はふっとゆるみやすくなります。
カメラを持って行ってもいいかもしれませんね。「何か見つけよう」という目的があると、頭が仕事モードから切り替わりやすくて、緊張がほどけやすいですよ。
「楽しい」は無敵
「楽しい」「やってみたい」って、気持ちの話に見えますが、実は身体の仕組みとしても影響が大きいんです。楽しんでいるとき、無意識のうちにこんな変化が起きやすいんです。
- 呼吸が深くなる
- 表情が動く
- 身体の力が抜ける
- 時間感覚がゆるむ
だから「楽しむ」ことは、サボりじゃありません。身体が整いはじめる第一歩です。
「しなきゃ」のままでは、身体のバランスは崩れていく。「したい」に変わったその瞬間から、身体は変わり始めます。
まずは5分だけ、外へ
整えるって、自分を甘やかすことではありません。
頑張り続けてきた身体を、回復モードに戻すことです。
歩けなくても、日向ぼっこだけでも十分です。太陽の光を浴びるだけで、身体の回復スイッチは動き始めます。
「〜しなきゃ」は禁物です。目に入るものをひとつでも「いいな」と思える、その小さな感覚そのものが、「感じる力」の芽吹きです。
身体が、ほんとうに整うと、いつもの景色にやわらかさが戻ってくる。 そのやわらかさが、自分へのまなざしを静かに包み込み、 やがて生き方へと続いていく。
Me+プログラムでは、こういった日常の中の小さな感覚を大切にしながら、身体が自然と回復モードに入っていける土台を一緒に育てていきます。
「私もそうかも」と思ったら、まずは気軽にご相談ください。


